天理がシード校の常翔学園を撃破

常翔学園を下し、雄たけびを上げる天理フィフティーン(撮影・佐藤厚)
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 「全国高校ラグビー・2回戦、天理5-3常翔学園」(30日、花園ラグビー場)

 ノーシードで2年ぶり62度目出場の天理(奈良)が、2大会ぶり優勝を目指すシード校の常翔学園(大阪第3)を接戦で制した。

 天理は前半11分にPGで先制されたが、同29分に左中間ラックからつないで最後はTB小川大地(3年)が逆転のトライを奪った。後半も堅いディフェンス力で常翔学園に得点を許さなかった。

 超満員にふくれ上がった第3グラウンドの応援席は歓喜に沸いたが、HB林田拓朗主将(3年)は「これに満足することなく、もう一回、天理らしく、ひたむきにやりたい」とすぐに気持ちを切り替えた。

 3回戦は1月1日に深谷(埼玉)と対戦。「一戦一戦ひたむきに戦うというのは決めていることなので、そこは変えずに次の試合もひたむきに戦いたい」と平常心を強調していた。

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