東海大仰星、2年ぶり4度目優勝に王手
「全国高校ラグビー準決勝、東海大仰星24-22東福岡」(7日、花園)
全国選抜大会、全国7人制に続く3冠のかかる東海大仰星(大阪第1)が、連覇を狙う東福岡を24-22で振り切り、2年ぶり4度目の優勝に王手をかけた。
PGで先制を許し、0-3で迎えた前半6分、ナンバー8河野大地(3年)が敵陣で相手の落球に鋭く反応。ボールを奪い、20メートル走って逆転トライを決めた。同9分にも相手の捕球ミスを逃さず、ボールを奪取。最後は、LO横井達郎(3年)が2人につかまれながらも、トライした。
14-3の同28分にはモールで押し込み、最後はフランカー真野泰地主将(3年)が飛び込んでトライ。19-3で折り返した。
後半は東福岡に猛反撃を食らい、同7、12分と立て続けにトライを許して19-15と迫られた。だが同15分、WTB中孝祐(3年)がゴール左に飛び込むトライで突き放した。
最後は東福岡の猛攻に遭ったが、必死のディフェンスで逃げ切った。