国学院久我山 初の決勝 東福岡と対戦
「全国高校サッカー選手権・準決勝 国学院久我山2-1青森山田」(9日、埼玉スタジアム)
国学院久我山(東京A)が初の決勝進出を果たした。後半ロスタイムに後方からのミドルシュートに、ゴール前にいたDF戸田佳佑(2年)が足を出してコースを変え、決勝ゴールが生まれた。
決勝は11日、埼玉スタジアムで行われ、東福岡と対戦する。殊勲の戸田は「最高にうれしいです。応援してくれる人のためにも何としても1点決めようとして入りました」と笑顔をはじけさせた。
先制点を奪ったのは青森山田だった。前半17分、右サイドからのスローインでDF原山海里(3年)が投じたロングスローを頭でつなぎ、最後は鳴海彰人(2年)が頭でねじ込んだ。
原山は今大会ロングスローで脚光を浴びており、桐光学園戦では1-2で迎えた後半ロスタイムにロングスローで同点をお膳立てし、チームはPK戦の末に勝ち上がり。チームに貢献していた。
国学院久我山は負けじと、前半25分、左CKがはじかれたこぼれ球を再攻撃につなげ、名倉巧(2年)のクロスに攻め残っていたDF野村京平(3年)が頭で合わせた。