155キロ豊ノ島、196キロ魁聖寄り切り
「大相撲・初場所7日目」(16日、両国国技館)
東前頭7枚目の豊ノ島が西前頭3枚目の魁聖を寄り切り、5勝目を挙げた。立ち合い右まわしをつかむと、194センチ、196キロを土俵外へ一気に押し切った。
「重いけど、まわしを取った位置がすべて。もう少しまわしが深かったら、あんなに寄れない」と自賛した。
174センチ、155キロの小兵は「相撲は腕力だけじゃない」とキッパリ。「腕相撲をすれば絶対に勝てないけど。まわしを取る位置で正面からでも押せる。そういうのを証明できた」と32歳は胸を張った。