琴奨菊初優勝 日本出身力士10年ぶり

琴奨菊が10年降りとなる日本出身力士優勝をはたす。右は祐未夫人(撮影・堀内翔)
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 「大相撲初場所・千秋楽」(24日、両国国技館)

 大関琴奨菊が大関豪栄道を破り、14勝1敗で初優勝を果たした。06年初場所の栃東以来となる10年ぶりの日本出身力士の優勝となった。

 2敗の白鵬、豊ノ島に1差をつけて千秋楽を迎えた琴奨菊は、勝てば優勝の一番で豪栄道を突き落とした。優勝決定戦には持ち込ませなかった。

 琴奨菊は初日から白星を積み重ね、自身初の12連勝で優勝争いをリードした。横綱3人を総なめにしたが、13日目は入門前からのライバルである同期・豊ノ島に苦杯をなめた。14日目は関脇栃煌山に勝利した。

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