琴奨菊Vに芸能界から祝福続々…デーモン閣下「国技復活の望み示した」

琴奨菊が10年降りとなる日本出身力士優勝をはたす。右は祐未夫人(撮影・堀内翔)
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 24日に千秋楽を迎えた大相撲初場所で、大関琴奨菊が14勝1敗で優勝した。日本出身力士としては、06年初場所の栃東(現玉ノ井親方)以来、10年ぶりの賜杯。芸能界の相撲ファンからも、祝福の声が続出した。

 芸能界屈指の好角家として知られるアーティストのデーモン閣下は「本人の初優勝という事だけではなく、日本生まれ力士による10年ぶりの幕内最高優勝という点で非常に歴史的な価値の高い優勝である」と絶賛。大関昇進後、ケガに苦しんだ土俵生活を思いやり、「この一月場所前に彼を優勝候補として挙げる専門家はほぼいなかった。しかし、そういう声をよそにおそらくいつかそれが実る事を信じて彼はコツコツと努力(怪我に打ち勝つ体作り)に打ち込んできたのであろう。今場所それが報われる形となったが、吾輩は率直にそんな彼を称賛したいと思う」と褒めたたえた。

 また、長年にわたる好角家として、日本出身力士の不振を憂いていた心境も吐露。「その初優勝を勝ち取った様はまさに『日本人』らしい忍耐と辛抱の表れであり、そういった意味でも大関・琴奨菊は日本の国技の存在価値を見事に守り、その復活への望みを示してくれたという点で意義のある優勝劇だったといえよう。今回の琴奨菊の優勝によって多くの他の日本出身力士も刺激を受けるだろうし、力士だけではなく多くの日本人に活力をもたらす事になるだろう。よってこれは単なる一個人の『初優勝』という事だけではない大きな出来事であったと吾輩は認識する」と、今回の優勝が持つ意味の大きさを語った。

 熱心な大相撲ファンとして知られる歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)は琴奨菊の優勝を、自身のブログで“速報”祝福した。

 テレビでNHKの生中継を見ていたようで、琴奨菊の取り組みが終わった直後に「優勝!!!!!」のタイトルでブログを更新。「素晴らしい!!!10年ぶりか…凄い…おめでとうございます」と日本出身力士による10年ぶりの優勝を祝福した。

 琴奨菊が懸賞金を受け取る様子や、NHKがテロップで優勝速報を出したテレビ画面を撮影した写真も掲載。優勝が決まった瞬間の興奮を生々しくつづった。

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