大相撲理事候補選 高島親方だけが落選
日本相撲協会の理事候補選挙が29日、東京・両国国技館で行われ、現理事長の八角親方(元横綱北勝海)や尾車親方(元大関琴風)、貴乃花親方(元横綱貴乃花)らが当選した。外部理事を除き定数10人のところに11人が立候補していたが、高島親方(元関脇高望山)が落選した。
当選した10人は、以下の通り。
八角親方(元横綱北勝海)
尾車親方(元大関琴風)
貴乃花親方(元横綱貴乃花)
伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)
二所ノ関親方(元大関若島津)
春日野親方(元関脇栃乃和歌)
境川親方(元小結両国)
出羽海親方(元前頭小城ノ花)
鏡山親方(元関脇多賀竜)
山響親方(元前頭巌雄)
定数3人の副理事には芝田山親方(元横綱大乃国)、井筒親方(元関脇逆鉾)、藤島親方(元大関武双山)、玉ノ井(元大関栃東)の4人が立候補を届け出ており、井筒親方が落選した。
役員改選は2年に1度行われる。今回、伊勢ケ浜一門からは高島親方と伊勢ケ浜親方が立候補していたが、票が割れたことが高島親方落選の理由と考えられる。伊勢ケ浜親方は選挙前の苦戦との公算を覆しての当選となった。
当選者は3月28日の評議員会で正式に選任される。同日に開かれる新メンバーによる理事会で、理事長を互選する。