青学大下田が10代日本最高記録で2位
「東京マラソン 兼リオデジャネイロ五輪代表選考会」(28日・東京都庁~東京ビッグサイト、42・195キロ)
男子マラソンはリオ五輪代表選考会を兼ねて行われ、一般参加の高宮佑樹(28)=ヤクルト=が2時間10分57秒で日本人トップの8位になった。箱根駅伝優勝の青学大から出場した下田裕太(19)が10代日本最高記録の2時間11分34秒で日本人2位。同3位には同じく青学大の一色恭志(21)が入った。
日本人上位3人は五輪代表の選考対象となるものの、軒並み低調なタイムに終わり、選出は厳しい状況となった。
ただ、初マラソンとなった大学生たちが大健闘。青学大の原晋監督は「下田を(五輪代表の)大本命にあげるべき。東京五輪から逆算して誰が一番大切なのか。伸びしろは抜群にある」と推薦した。
しかし、陸連の酒井強化副委員長は“将来性”の評価について「将来性は選考要項に入れていない。基本的に上の順位から。高宮くんが今大会のトップ」と、話した。