フィギュアスケートの世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した本田真凜（１４）＝関大中＝が２２日、開催地のハンガリーから羽田空港に凱旋帰国した。

　日本女子では１０年の村上佳菜子以来、６年ぶり７人目。安藤美姫や浅田真央ら歴代世界女王も名を連ねる登竜門的大会を制したが「表彰台を目指していたので、優勝できてビックリ。まだ実感はないです」と、あどけない表情で話した。妹で人気子役の望結、紗来ら家族からはＬＩＮＥで「おめでとう！」とメッセージが届いたという。

　ニューヒロインの誕生に空港にはテレビカメラ７台、報道陣約４０人が集結。生中継するテレビ局もあった。経由地のドイツからはサッカー日本代表に合流する香川真司と同便だったが、香川を待ち受けた報道陣は約１５人。“マリンフィーバー”に軍配が上がった。反響の大きさに真凜は「すごくビックリした」と、目を丸くしていた。