吉田沙保里、自ら称して「霊長類最強」
リオデジャネイロ五輪のレスリング女子で前人未踏の4連覇が懸かる53キロ級の吉田沙保里(33)が23日、読売テレビ「す・またん」に出演した。世界戦16連覇、個人戦203連勝の記録が紹介されると、「記録だけ見たら霊長類最強だなって…アハハ」と自らをネタに大笑い。「リオで4連覇して引退となれば最高」と夢を明かした。
「ここまで続けられると思ってなかった」という吉田。だからこそ「記録だけ見たら霊長類最強」と、自分の記録への感想を素直に表した。
リオでは4連覇の期待がかかるが「プレッシャーと不安が一番多い。いままで経験した分、それが不安になったり、緊張になったり、プレッシャーになったりする」と明かした。その一方で「けどプレッシャーというのは、勝ちたければ勝ちたいほど、誰もが持つこと。それはみんな一緒。あとはどれだけ自分が勝ちたいかという気持ちでやります」と自信をのぞかせた。
親友の元サッカー日本代表の澤穂希さん(36)が結婚したこともあり、結婚願望は高まった。「相手がいれば今すぐにでも。いないから困っている。ちょっと焦ってます。優しい男性にはころっといきます。すぐだまされちゃうかもしれない、私。どうしよう」と乙女心をのぞかせた。
そのうえで「リオ五輪で4連覇してここで引退となれば、最高かもしれない」とポツリ。あわてて「まだわからないですけどね。また東京五輪目指して頑張ろうと思うかもしれないし…。でも幸せな家庭もね、築きたいというのもありますしね」と揺れる気持ちを吐露していた。