バドミントン日本代表帰国 朴監督謝罪
トップ選手による闇カジノ賭博が発覚したバドミントンの日本代表が18日、東南アジア遠征から羽田空港に帰国した。遠征の疲れと問題の動揺からか、選手たちはやや疲れた表情。報道陣に対応した朴柱奉監督と、舛田圭太コーチは、問題について謝罪した。
賭博問題で処分された桃田賢斗(21)=NTT東日本=と、自費遠征で帯同していた田児賢一は問題発覚後、同遠征から緊急帰国していた。代表時代、田児の海外でのカジノ通いなどについて、注意していたという朴監督は「本当に残念。選手の人格教育が足りなかった。(田児には)色んな面でアドバイスや注意をしていたが、結局、こういう問題が起きてしまった」と唇を噛みしめた。
また、桃田については、代表活動中に賭博などの噂などはなかったといい、舛田コーチは「正直、そういう話は聞いたことがなかった。1、2年前からは田児から離れていたという印象だった。状況が把握できていなかった。申し訳ない」と頭を下げた。