バド闇カジノ問題 新たに西本拳太も
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トップ選手による闇カジノ賭博問題への対応に追われる日本バドミントン協会は19日、18日に闇カジノへの出入りが判明した新たな現役日本代表選手1人が大学生の西本拳太(21)=中大=であることを公表し、厳重注意と、日本代表指定解除処分を下したことを発表した。
西本はインカレ2連覇の実績を持ち、日本男子シングルス3番手にあたる世界ランク43位と期待のホープ。わずかながらリオ五輪代表出場権獲得の可能性が残っていたが、消滅した。すでに処分された田児賢一と同じ埼玉栄高出身で、桃田賢斗と同い年だった。
銭谷専務理事は「A代表の責任を受け止めて、氏名の公表と処分を決めた。大会などで活躍して信頼を得られるように期待している」と、話した。
日本バドミントン協会は今回を持って、代表選手への調査を終了する方針を示した。