篠原信一、リオ五輪の解説依頼ゼロ
柔道シドニー五輪銀メダリストで、タレントの篠原信一(43)が3日、大阪市内で行われたスマホゲーム「城とドラゴン」の全国大会「城ドラフェスティバル2016in大阪」に、ゲームキャラ・ゴーレムのコスプレで登場した。前柔道日本代表監督でもあるが、今夏のリオデジャネイロ五輪を前に、柔道解説の仕事が「前監督なのに全く来てません!」と悲痛な声。テレビカメラに向かって「どこかの局で採用してください」と頭を下げて訴えた。
この日もイベントは、コスプレ姿のまま、自身の柔道家の経験から戦術・心構えについて熱く語るも、会場から笑いが起こり「何、笑ろてんねん!ゴーレム!」と篠原節。取材で、リオ五輪が迫っていることを聞かれると「五輪の解説(の仕事)前監督なのに来てません!オファー殺到どころかゼロです!」と明かした。
最近、爆笑タレントとしてイメージが変わりすぎたためかと聞かれると「解説しようと思えばできます!柔道を語るときは、背広か柔道着を着てちゃんとします」とアピール。野村忠宏氏にオファーが集まっているのではと指摘されると「あいつか!野村のせいだな!俺の必殺技で倒すしかない!」とコスプレ姿でお怒り。
仕事は断らない主義だそうだが「この(コスプレ)姿は恥ずかしいから柔道関係者には見られたくない」と言いつつ、野村氏に勝てるポイントを聞かれると「おもしろさ!」と胸を張った。
リオ五輪監督の井上康生監督に向け「井上康生が監督して(リオは)かなりの成績で終わると思う。監督が変わればこうも変わると見せてくれ!…あっ、それは、アカンやろ…」とノリツッコミでエールを送っていた。