猫ひろし、五輪代表選考レースで優勝
カンボジア国籍を取得し、同国代表として今夏のリオデジャネイロ五輪出場を目指している、タレント・猫ひろしが8日、カンボジアで行われた、リオ五輪の「カンボジア代表選考大会」のマラソン競技で優勝した。
リオ五輪出場の可否は、カンボジア五輪委員会の最終結論待ちとなった。五輪代表は、今回大会の結果・記録と、これまでの実績などによって判断される。
猫は「1位でゴールできて安心しました。今までたくさん練習してきたので、結果が出てうれしいです」とコメントした。
猫は、2月にカンボジア代表として東京マラソンに出場し、カンボジア人選手としてシーズン最高タイム(2時間34分)を記録したほか、この4年間、国内外の大会に出場し、カンボジア選手1位の記録を堅守してきた。
猫は2011年10月にカンボジア国籍を取得し、同国代表として12年・ロンドン五輪を目指した。一度は代表に選出されたが、国籍取得から短期間であったため、国際陸上競技連盟が「参加資格なし」と判断した。猫は改めて16年・リオ五輪出場を目指している。