佐田の海「くまモン」化粧まわし貫く

 「大相撲夏場所・初日」(8日、両国国技館)

 熊本県熊本市出身の佐田の海は徳勝龍に寄り切られ初日黒星となった。幕内土俵入りは、郷土のキャラクター「くまモン」をデザインした化粧まわしで務めた。取組後は15日間を「くまモン」の化粧まわしを締める意向を明かした。

 相撲は消極的な立ち合いで一方的に寄り切られてしまった。支度部屋では「下がったらだめですね」と猛省。熊本への思いを胸に土俵に登っているが「考え過ぎても空回りするので…。熊本がこういう状況なんで、頑張って勝ち星を挙げていかないといけないんですけど」と神妙だった。

 土俵入りでは熊本県PRマスコットキャラクターのくまモンをデザインした化粧まわしを用いた。新入幕の14年夏場所から使っているが、今場所を通して締めるかと問われると「そうですね」とひと言。郷土への思いを示していく。

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