琴勇輝 新関脇対決制して初白星
2枚
「大相撲夏場所・4日目」(11日、両国国技館)
新関脇対決は琴勇輝(佐渡ケ嶽)が勢(伊勢ノ海)を押し出し、初日からの連敗を3で止め、関脇初勝利を飾った。立ち合い鋭い踏み込みからノド輪で突き放した。いなされても出足の良さで最後まで圧倒した。
「相手とか地位とか関係ない。自分らしい相撲が取れたのが良かった。(関脇1勝)はうれしいです!」笑顔をはじけさせた。
今場所から取組前の雄たけび「ホウッ」を封印。新たなルーティンとしてまわしを2回「パン、パン」と自然にたたきスイッチを入れている。「気持ちの高め方、持っていき方もやらないと分からない」と“ノーホウッ”にも徐々に慣れてきた様子だった。