2016.05.26

ＩＯＣ、招致疑惑への言及なし　東京組織委と会合

２０２０年東京五輪・パラリンピックの準備状況を確認する会合でＩＯＣのコーツ副会長（左）を迎える組織委の森喜朗会長＝２６日午前、東京都港区虎ノ門

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　２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会は２６日、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）と大会の準備状況を確認する会合を東京都内で開き、ＩＯＣのコーツ副会長は冒頭で「あらゆるレベルで進捗があり、非常にうれしい」と高く評価した。招致の不正疑惑には言及しなかった。

　組織委の森喜朗会長は熊本地震に触れ「東京大会（の招致）は東日本の震災から復興する日本の力を世界に見てもらいたいとスタートした」と“復興五輪”の意義を改めて強調。「リオ五輪後に準備が本格化する中、多くの課題はあるが、国、都、組織委でがっちりスクラムを組み、強固なオールジャパン体制を築きたい」と語った。