石川「悔しい」スパイク決定率70%も

 「バレーボール男子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選、日本0-3ポーランド」(31日、東京体育館)

 日本は一昨年の世界王者で世界ランクが出場国中最上位の2位ポーランド戦と対戦。今大会序盤で最大の難敵を相手にほとんどリードを奪えず、第1セット22-25、第2セット16-25、第3セット23-25で完敗した。

 エース石川祐希(20)=中大=はチームトップの3本のサービスエース、14スパイクを決め、スパイク決定率70%と健闘した。力強いスパイクが相手ブロックを破るなど必死に食らいついたが、力及ばす「負けてすごく悔しい」と唇をかんだ。

 29日の中国戦に続いて連敗した日本は、1勝2敗で7位。1日のイラン、2日のオーストラリアとのアジア2連戦がリオ五輪への大一番となる。

 石川は「まだ終わった訳じゃない。何が起こるかわからない。明日から切り替えてやりたい」と必死に前を向いた。「もう後がない。チーム全員があきらめてない。一戦一戦戦っていけば、光は見えてくる」と自らに言い聞かせていた。

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