体操萱和磨あん馬V 五輪へ追い上げ
「体操・全日本種目別選手権兼リオ五輪代表最終選考会」(5日、国立代々木競技場)
男子あん馬決勝が行われ、15年世界選手権銅メダリストの萱和磨(19)=順大=が15・900点で優勝。リオデジャネイロ五輪代表入りへ、追い上げを見せた。
直前の演技で13年世界王者の亀山耕平(27)=徳洲会=が、15・800点をマークしたが、萱が安定感のある旋回から高難度の旋回倒立技「ブスナリ」を2つ決め、最後まで乱れることなく着地。演技を終えると、両腕でガッツポーズし、咆哮した。
萱は平行棒にも出場予定で、さらなる得点の上乗せを狙う。