馳大臣、地元&五輪の後輩・松本に金言

 柔道女子57キロ級で五輪2連覇を狙う松本薫(28)=ベネシード=が5日、地元の石川・金沢市で行われた激励会に出席し、「目標の2連覇に向かって、リオの地で一戦一戦向き合っていきたいと思います」とあらためて決意を示した。

 この日は馳浩文部科学大臣も激励に駆けつけた。地元の後輩の活躍を注視しているようで、「この前の大会(マスターズ)で初戦で負けたんやろ?聞いたら、気合が入りすぎてオーバーワークだったとか。選手出身の仲間なので(わかるが)、気合が入りすぎて試合で体がうまく動かなかったり、なかなか難しい。8月に向けて1つ1つ松本さんらしい柔道をしてもらえれば」と、エールを送った。

 さらに、五輪招致活動に携わる中での話も披露。「世界柔道連盟のビゼール会長と話をしていて、『日本の柔道選手で誰が好きだ?』と聞いたら『松本だ。アグレッシブだから』と。姿勢がよくて、しっかり組んで攻めに行くという柔道の型を守る姿勢を高く評価しておられる」。その上で、「試合の流れをつかむという意味では審判を味方につけるのも大事。私が一番強いんだという気持ちでいって欲しい」とアドバイスした。

 84年ロサンゼルス五輪にレスリング代表として出場した先輩からエールを受け、松本は「自分らしい攻めの柔道、そして泥臭い粘り強い柔道をしたい。全身全霊で頑張る」と拳を握った。

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