桐生3年ぶり自己ベストタイ10秒01

自己ベストタイ記録が表示された電光掲示板を笑顔で指す桐生祥秀=ShonanBMWスタジアム平塚(撮影・棚橋慶太)
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 「陸上・日本学生個人選手権・第2日」(11日、BMWスタジアム平塚)

 男子100メートル準決勝が行われ、日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(20)=東洋大=は、リオデジャネイロ五輪派遣設定記録を突破する10秒01(追い風1・8メートル)の日本学生新記録をマーク。全体1位で決勝進出を決めた。

 高校時代の13年4月の織田記念でマークした日本歴代2位で10秒01に並ぶ自己ベストタイ記録となったが、9秒台まで再びあと一歩という記録に関係者には「ショックです」と苦笑いで話す場面もあった。

 決勝は午後6時から行われる。桐生はリオデジャネイロ五輪代表最終選考会の日本選手権(24日開幕・瑞穂)に向けて、調整のため出場している。

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