室伏 5大会連続五輪は「難しい」
リオデジャネイロ五輪への最終選考会となる日本選手権(24日開幕・瑞穂)で2年ぶりに競技に復帰することを決めた陸上男子ハンマー投げの“鉄人”室伏広治(41)=ミズノ=が17日、都内で公開練習を行った。
チューブを使った独特のストレッチや、砲丸を手に持ってのランニングなどで体をウォーミングアップをした後、投てき練習を実施。「安定して投げることを意識した」と、50~60メートル付近に鉄球を飛ばしつづけた。
自力で5大会連続となる五輪切符を手にするには、日本選手権で参加標準記録の77メートルを突破することが最低条件。「正直言って状態としては難しい」としつつ「今日の感触は良かった。精一杯チャレンジして、やれるだけに努力をしたい」と、力を込めた。