ラグビーファン悲劇…人身事故で足止め
ラグビーの国際親善試合、日本-スコットランド戦(25日、味の素スタジアム)の最寄り駅、飛田給(とびたきゅう)駅に停車する京王線が、試合開始直前の午後6時12分、代田橋~明大前間で発生した人身事故のため一時不通となった。
事故直前にターミナルの新宿駅を発車した準特急は、ラグビー開催のため飛田給駅に臨時停車する予定だったが、最初の停車駅の笹塚で満員の全乗客が降ろされ、運転再開を待つか、新宿まで引き返してJRへの振り替え乗車となった。改札口は振り替え乗車券を求める乗客で大混雑。また、タクシー乗り場も長蛇の列と化した。
あるラグビーファンは「信じられない。キックオフには間に合わないでしょう。それどころか前半にも間に合わないかもしれない」と怒り心頭の様子。多くの乗客(ラグビーファン)が怒りをかみ殺しながら列をつくっていた。