桐生祥秀、痙攣の右足は問題なし

 日本陸上連盟は27日、都内で理事会を開催し、リオデジャネイロ五輪に出場する日本代表選手男子21人、女子11人を決定した。男子100メートルで初五輪となる桐生祥秀(20)=東洋大=は「日本選手権では思うように走れなかったが、代表に選んでいただいたので、五輪で頑張りたい。いいタイムで走りたい」と、意気込みを語った。

 日本選手権ではレース中に右足が痙攣し、3位。「30メートルぐらいでやった。五輪があったので、怪我をしてる場合じゃないと思って、そこからはとにかく走り抜くことだけを考えた」と振り返り「足は大丈夫。もう今日からでも走れるぐらい。気持ちの整理もついた」と、問題なしを強調した。

 レース後には悔し涙を流した。「あんまり触れてほしくないですけど」と苦笑いしながら「勝負できなかった悔しさとか、自分への情けなさがあった。でももう泣いてる姿は見せたくない。どうせなら次はメダルを獲って、感動させるような涙を流したい」と、リオ本番での日本人初の9秒台や、400メートルリレーでのメダル獲得を見据えた。

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