SB工藤監督の娘がスコア誤記で失格
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は16日、15日まで開催された「ヨコハマタイヤPRGRレディース」で工藤遥加(22)=ナック=が競技終了後、競技失格となったことと、それに伴う成績表・公式記録の変更を発表した。
工藤は同大会を通算7オーバーの54位(賞金28万4千円)で終えたが、15日の最終ラウンドで16番ホール(パー4)の真実のスコアが「5」であったのに、スコアカードに「4」と記入して提出。競技終了後に工藤本人からの申告により、スコアの誤記(ゴルフ規則6-6d=過少申告)による失格となった。
ゴルフ規則34-1bでは、ストロークプレーでは競技が終わった後は、どのような罰も取り下げたり修正してはならず、また課してもならない(後略)とあるが、「例外」として競技者の申告したスコアが、どのような理由であれ、1ホールでも真実のスコアより少なかった場合は、競技が終わった後でも、競技失格の罰が課されなければならない、とされている。
工藤は今シーズンがプロ5年目。プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督(51)の長女で、兄は俳優の工藤阿須加(23)。