女優・綾瀬はるかが主演する来年のＮＨＫ大河ドラマ「八重の桜」の追加キャスト発表会見が19日、東京・渋谷の同局で行われた。徳川慶喜を演じる小泉孝太郎は、国を治める将軍という役どころに「身近な人（父・小泉純一郎）に日本のトップに昇りつめた人がいるので、その方に気持ちを聞きたいですね」と元首相の長男らしくニヤリ。　日本再生への思いも込めた同ドラマ。物語の舞台は福島・会津で、福島県で幼少時代を過ごした秋吉久美子（山川艶役）、福島県出身の芦名星（神保雪子役）、白羽ゆり（山川登勢役）も出演する。白羽は、祖母や親せきが東日本大震災で被災しており、「福島や被災地のみなさんに、私たちが寄り添っているよというのを見てもらい、元気になってもらえたら」と復興への活力となることを願っていた。

　また岩手県陸前高田市出身の村上弘明が松平春嶽役で出演する。

　ほかの新キャストは、吉川晃司（西郷隆盛役）、生瀬勝久（勝海舟役）、小堺一機（岩倉具視役）、反町隆史（大山巌役）、降谷建志（斎藤一役）、市川染五郎（孝明天皇役）、貫地谷しほり（高木時尾役）。