深津絵里、野田作品で歌手復活
女優・深津絵里が20日、都内で行われた野田秀樹氏作・演出の舞台「エッグ」(9月5日~10月28日、東京芸術劇場)の製作発表に出席し、“歌手復活”することが明かされた。
作品では、主演の妻夫木聡が「何のこっちゃ、分からない」という“この世にないスポーツの新人選手”を演じ、深津はシンガーソングライターの役。妻夫木との共演作「悪人」(10年)でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を獲得するなど女優として評価の高い深津も、10代まではシングル、アルバムを発売して歌手活動も並行していた。それだけに、野田氏は「すごく、いいです」と絶賛。劇中歌を担当することになった歌手・椎名林檎も「この声に似合わない調べはありません。すてきな機会に感謝!」とコメントを寄せ、深津は「椎名さんとの作業で、すてきな時間を過ごさせてもらってます」と笑顔を浮かべていた。