橋下市長「棺桶に入るまで謝り続ける」
大阪市の橋下徹市長が24日、大阪市役所で会見を行い、クラブホステスとのコスプレ不倫騒動に関して、妻への一通りの“事情説明”を終えたことを明かした。
ただ、夫人の怒りは収まっていないといい「そりゃ当然怒ってますよ。もう大変な状況。棺おけに入るまで謝り続けないといけない」と“修羅場”が続いていることを説明した。
橋下市長は前日23日までの公務がなかった3日間を家族への謝罪にあてていたが、いまだ家庭内の難局は乗り切れていない様子だ。同市長はこれまで、週刊誌が報じた6年前のラブホテルコスプレ不倫に対し、食事デートの事実を認めるに止めていたが、この日「妻にだけはすべて話した」と事情説明を行ったことを明かした。ただ今後も世間に対する不倫内容の釈明に関しては「家庭内の問題。話す必要はないと思う」と語った。
一方で、今回の騒動の裏に政治的思惑が見え隠れするのでは、との問いには「僕はそんな大それた人間じゃない」と謙そん。だが、今後の政治活動に向け「選挙なんかは戦だし、時代が違えば負けたら首をはねられていた。それを思えば、今は命まで取られるわけじゃない」と強気の姿勢を崩さなかった。