闘病続く桑名正博 気管切開手術へ
7月15日に脳幹出血で意識不明の重体となり、大阪市内の病院に入院中の歌手・桑名正博の長男でミュージシャンの美勇士が31日、長期的な闘病生活に備えることを明かした。
倒れてから17日目を迎えた桑名の病状は、一時期悪化していた各種数値も安定してきたという。美勇士は「治癒能力もある。すごく強い心臓と、精神力を持っているのだと思います」と語った。
医師からは当初、「年齢的に持って2週間」との厳しい見通しを伝えられていたというが、その2週間が経過。そのため30日に医師と家族が相談し、8月2日に気管切開手術を施すことを決めた。現在、桑名は口と鼻から呼吸器のチューブを通しているが、負担を軽減するため、のどからチューブを通す。手術と同時に3回目のCT検査も行う。
依然として厳しい状況が続く中、美勇士のもとにはファンから、桑名と同様の症状だった家族が奇跡的に回復したことをつづった激励メールが届く。美勇士は「僕も医学を超えた何かが起こることを信じたい」と話した。