桑名のライブ“代理開催”で奇跡願う
脳幹出血で倒れ闘病中の歌手・桑名正博(58)を激励するサプライズライブが5日、大阪市内で開催された。桑名が今月7日の59歳の誕生日を前に企画していた誕生日ライブで、上田正樹(63)、もんたよしのり(61)、押尾コータロー(44)ら親交が深いミュージシャン20人が集まり“代理開催”。ライブの模様は同市内の病院に入院する桑名の病室にネット中継された。
ファン700人を集めたライブの1曲目「生きてるうちが花なんだぜ」は、6月の名古屋ライブで録音していた桑名本人の歌声が流された。終盤には桑名の代表曲「月のあかり」「セクシャルバイオレットNo.1」を押尾がギター演奏し、会場全体で合唱。
ライブをプロデュースした妹の桑名晴子(56)が、ロック歌手・内田裕也(72)から届いた「ハッピバースデー!何としても生きてステージに立ってくれ」とのメッセージを読み上げると、会場から奇跡の回復を願う拍手が起こった。
桑名が熱心な慈善活動も継続。会場ではチャリティー物販が行われ、販売したTシャツに添えたメッセージ「War is over if you want it“give peace a chance”」は元妻のアン・ルイス(56)が考案したという。