石川さゆり 石巻市で復興応援歌

 歌手・石川さゆりが14日、東日本大震災の被災地宮城県石巻市で開催された盆踊り祭りにゲスト出演。同市への復興応援歌「石巻復興節」を初歌唱した。

 盆踊りは仮設住宅が建つ開成団地で行われた。石川は震災後、何度も被災地を訪問。この復興応援歌は昨年9月に同市を訪れた際、市民から「明るく前向きになれる故郷の歌がほしい」と頼まれたことがきっかけとなって生まれた。親交のあるロックバンド「くるり」のボーカル岸田繁に楽曲を依頼し、岸田も石巻市民から公募した「歌詞として伝えたい言葉」をもとに書き上げた。

 今年3月12日に石巻市内限定でCD発売され、インターネットでも同時配信された。売り上げの一部は「石巻復興支援ネットワーク」を通じ、仮設住宅の生活支援や地域事業の活動に充てられている。

 市民の前で初披露した石川は「私は歌うことしかできません。でも、もしこの歌が皆さんの心を少しでも癒やすことができるのであれば、少しでも元気をだしてもらえるのならば、歌を届けていきたいと思います」と今後も歌での復興支援を約束していた。

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