前田敦子 恋愛解禁に「まだ先の話」
アイドルグループAKB48を27日に卒業する前田敦子が同日、本番前に東京・秋葉原のAKB48劇場で会見し、卒業後は自由となる恋愛について「そういう方はいないので、まだまだ先の話」などと当分は恋愛モードにはなれないことを明かした。
前田はまた、26日まで続いた東京ドーム3日間連続公演を振り返り、「7年間で一番幸せだった。いつもステージに立つと頭が真っ白になって冷静に見れないんですけど、夢と思っちゃいけない、現実だと思って幸せをかみしめることができました」と充実した表情で話した。
前田が抜けたあとのグループについて問われると「だれが卒業してもAKBはずっと残ってほしいとすごく思う」とグループへの愛着を率直に語った。
26日にはメンバーから卒業ソング「桜の花びらたち」の合唱で見送られた。前田はそれを見て「初めて客観的にグループを見ることができた。みんなの笑顔を見て安心できた。応援する側になってみんなの活躍を見ていけるのが楽しみと改めて思った」と“絶対的エース”としてグループを支えてきた重圧から解放された心境を述べた。
AKBは恋愛禁止が鉄の掟(おきて)だったがこれからはそれも自由。秋元康プロデューサーからも「恋愛してもいいよ」と許可が降りたという。しかし、前田は「秋元先生からは冗談っぽく言われましたけど、現実にはそういう方はいないので、まだまだ先の話かな。分からないです」とすぐには切り替えられないようだ。
3日間連続公演の間は毎日泣いた。「たくさん泣いて顔がパンパン。今日は笑顔で終われると思います。最高の時間をかみしめたい。AKB48と前田敦子をこれからもよろしくお願いします」と締めくくった。