IMALU ペットロスを明かす
ペットの幸せと命を考えるミュージックフェス「&PETS project【HAPPY MUSICFESTA】2012」が16日、大阪府豊中市の服部緑地公園野外ステージで行われ、歌手でタレントのIMALU(22)がペットへの思いを語った。
一昨年末に飼っていたコーギー(ウェルシュ・コーギー、雌)が亡くなったことを明かし、「初めてペットロスを経験しました。彼女のことを思ってシングル『4751日もういないキミへ』(今年3月に発売)を作りました。ペットロスで苦しむ方の背中をそっと押せたら」と話した。
亡くなったコーギーは、IMALUが8歳の時に「ボス」と呼ぶ父・明石家さんまからプレゼントされたメスの「ルル」ちゃん。子供のころから犬が大好きだったIMALUだったが、祖母と母の大竹しのぶが犬をこわがるため、飼うことはできずにいた。しかし、ある日「そんなに好きなんだったら、飼ってもいいよ」とOKが出て、それを聞きつけたさんまがサプライズでプレゼントしてくれたのだと、のちに明かしている。
ペットロスの経験を経てIMALUは、東日本大震災後、立ち入り禁止になっている福島原発20キロ圏内に置き去りにされてしまった犬たちを保護している福島県の動物保護シェルターに足を運び、犬の世話のボランティアにも参加している。
なお同フェスには、ほかにキマグレン、ボニーピンク(39)、トータス松本(45)らが出演し、ペットが捨てられ殺処分されていると訴えた。