俳優・神田正輝が15年間司会進行を務めているＡＢＣ（テレ朝系）の生番組「朝だ！生です　旅サラダ」（土曜、前８・00）が22日、93年の放送開始から１０００回目を迎えた。

　同日の放送には初代司会のキャスター・草野仁も登場。97年４月に草野からバトンを受け、自由奔放な旅番組を担ってきた神田は「草野さんに怒られるの覚悟で来ました。番組が崩れすぎちゃって、すみません！もう、いいかげんに１０００回（せんかい）！」と得意のダジャレで“謝罪”して笑いをとった。

　この15年間、神田は10年に同番組にゲスト出演したモデル・長谷川理恵と交際に発展した後に破局するなど紆余曲折もあった。放送後の会見では、質問を番組関連に限定する旨が告げられると、神田は「また誰かなんかやったのか？」と周囲を見回し、会場は爆笑。この15年間の“人生の旅”の感想を求められると「僕は15年どころか、ずっと旅ばっかり。いつも新しい旅を探してるんで…旅サラ（真っ新）だ！」と意味深長？な発言とともに、またもダジャレをさく裂させた。

　一方で、毎週土曜日は大阪市の同局から生放送するため東京から通っている神田。97年にオファーがあった際は「旅番組がやりたくてふたつ返事でＯＫしましたが、実は六本木（テレビ朝日）で撮ると思ってて（笑）土曜の朝９時半に終わるから、ゴルフができるなとか思ってたんです」と告白していた。