市川猿之助困った 「異国噺」は難しい
歌舞伎俳優の市川猿之助(36)が22日、都内で、「明治座十一月花形歌舞伎」(11月3~27日)の製作発表を行った。
演目「天竺徳兵衛新噺」では、海外の話題をアドリブで話す場面があるが、「尖閣諸島の話はできないし、『異国噺』は難しい。前回(2月の博多座公演)は韓流の話をしたけど、話題のiPhoneの話にしようか」と頭を悩ませている様子。
また、6月に市川中車を襲名し歌舞伎デビューした、いとこにあたる俳優の香川照之(46)と、来年1月の大阪・松竹座公演で再共演が決定。“大型ルーキー”の香川に、「(歌舞伎に)慣れたという程度でまだまだ。うまい下手ではなく、場数を踏んで慣れることが大事。僕らは歌舞伎を後世に伝えていくために努力しているので、その一員になってもらえたら」と期待を寄せていた。