東京国際映画祭で香港映画の上映中止
来月20日に開幕する「第25回東京国際映画祭」・アジアの風部門に出品予定だった香港映画「浮城」が、急きょ上映中止になったことが25日、分かった。
映画祭の事務局が発表したもので、上映中止の理由は「製作者サイドの事情」としており、詳細な理由は現時点では明らかになっていない。製作者側の申し出に対して出品の継続要請も行われたが、「残念ながら」(同事務局)要請は受け入れられなかったという。日中間の外交問題が影響している可能性もある。
同作は香港映画の名匠と呼ばれるイム・ホー監督の最新作。水上生活者に育てられた男子(アーロン・クォック)の成長を描いた戦後史。