金子哲雄さん 激やせは「ダイエット」
分かりやすい解説でテレビなどで活躍した流通ジャーナリスト・金子哲雄さんが2日午前1時18分、都内の病院で亡くなった。41歳だった。同夜、所属事務所のオフィス・トゥー・ワンが発表した。
金子さんは1年半前に悪性腫瘍のひとつである肺カルチノイドに侵されていることが判明したが、病気を隠して、仕事を続けてきた。今年に入り、インターネット上などで、激やせぶりを心配する声が上がっていたが、病気を隠し、「ダイエットに成功した」と説明していた。
ぽっちゃりした体型にメガネ姿がトレードマークだった金子さん。今年6月には、テレビ番組や雑誌で激やせの理由について、「睡眠時無呼吸症候群を改善するため」にダイエットし、「13キロの減量に成功した」などと話していた。
金子さんは、闘病生活に入った時期につじつまを合わせるように、「昨年(2011年)5月ごろから」「昨年夏から」食事療法によるダイエットを開始したと説明。テレビ出演した際には、具体的に「(1)毎朝、手作りのにんじんジュースを飲む」「(2)昼食は玄米と野菜中心の手作り弁当」などと健康的なダイエットの方法を解説していた。