格闘家・角田信朗（かくだ・のぶあき）が、自身のブログでハリウッド映画への出演を果たしたことを報告するとともに、海外での仕事向けに「Ｎｏｂｂｙ　Ｋ」という芸名を使用することを発表した。

　角田は１２日のブログで、日本を舞台に製作されるハリウッド大作に出演が決まり、オーストラリアでの２週間の撮影を終えて帰国したことを報告。作品タイトルや共演者など詳細については「ハリウッドの守秘義務があり発表できない」としながらも、「日本のマスコミでもすでに取りあげられている話題の作品。日本がテーマ、舞台」とヒントを出した。

　オーディションに合格して獲得した出演だったが、合格後に役柄が変わり、得意の戦闘（殺陣）シーンでは、スタントマンが演じることになるなど、悔しい思いもしたようで、「胸を張ってハリウッドデビューしたとは言えない」「ほろ苦いハリウッドデビュー」と記している。

　また、ハリウッドデビューに際し、Ｎｏｂｕａｋｉ　Ｋａｋｕｄａという名前が、海外の人には発音しづらいことも知り、１３日のブログでは、「今後、ハリウッド映画をはじめとした海外でのお仕事には　Ｎｏｂｂｙ　Ｋ　という芸名を使うことにしました」と発表した。

　すでに今回の撮影でも「Ｎｏｂｂｙ」と呼ばれていたそう。Ｋについては「角田のＫであり、カラテのＫであり、Ｋ‐１のＫであり、傾奇者のＫです」と由来を説明している。

　今後はさらにハリウッドでの活動を目指すようで、「いつの日か世界のＮｏｂｂｙ　Ｋ　になれるようぎゃんばります」と決意をつづっている。

　なおハリウッドで活動する日本人では、ＪＪサニー千葉（千葉真一から改名）が、「サニー千葉」の愛称で親しまれている。