東国原氏、女性関係記事で文春を提訴
女性関係をめぐる週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、東国原英夫・前宮崎県知事が発行元の文芸春秋を相手取り、2200万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴えを23日、東京地裁に起こした。
問題となったのは、「東国原は知事時代 県職員含む20人以上と肉体関係に!」と題した9月20日号(9月12日発売)の記事。東国原氏が知事時代、県職員など20人以上の女性と性的な関係を持った、また知事室内で職員とみだらな行為に及んだとする内容だった。
提訴後に東京・霞が関で代理人である弘中惇一郎弁護士同席のもと、記者会見した東国原氏は「記事は全くの事実無根。(芸能界時代も含めてこういう記事はこれまでにもあったが)今回はあまりにも行き過ぎていて、看過できない」と語った。
会見では「最も許せないのは、知事室でいかがわしい行為をした、また知事室にいかがわしい雑誌を並べていた‐などとする点」と語気を強めた。
東国原氏は2007年から宮崎県知事を1期務めて退任した。