大塚キャスター 11カ月ぶりテレビ出演

 急性リンパ性白血病で療養し、1日に東京都内の病院を退院した大塚範一キャスター(64)が24日、司会を務めていたフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」に11カ月ぶりに出演した。

 鹿児島県の霧島温泉で療養中の大塚アナを同局の軽部真一アナが直撃。ふっくらした表情でにこやかに画面に登場した。11カ月ぶりのテレビ出演に「意外に早くこういう機会が訪れたことにびっくりしてます。どうですか、この姿」とテレビカメラに向かって問いかける余裕も見られた。

 闘病生活を振り返って、「退院の明かりが見えた時に感染症とかを併発して本来の次の治療に移れなかった。体の抵抗力が落ちているので普段なら感染しないような病原菌に苦しんだ。そのころが一番厳しい時期だった」と話した。しかし、「弱音を吐いてもしようがない。少しでも前向きなことを言って自分を奮い立たせた。そういう気持ちが必要だった」と持ち前の強い精神力で立ち向かったことを語った。

 それを支えてくれたのは視聴者であり、「本当によく見て支えてくれる。どれだけの数の手紙、メッセージを頂いたことか」と感謝の言葉を述べた。「めざまし‐」で03年から7年半、ともに司会を務めた元フジテレビの高島彩アナウンサーにも話はおよび、「(2月の結婚披露宴の)招待状が早くから来た。彼女一流の激励だった。誰よりも早く返事を出したけれど…」と高島流のエールにも励まされたことを明かした。

 病気はまだ完治していないが、「自分の生命力、回復力で乗り越えていかなければならない。そこは誰も助けてくれない。自分自身強くあらねば」と自身を奮い立たせ、「仕事をして初めて自分が生きるという気持ちもある。仕事をしながら完治を目指したい」と早期のキャスター復帰を誓った。

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