吉永小百合 興収20億円超の好スタート
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女優・吉永小百合が3日、都内で行われた主演映画「北のカナリアたち」の公開初日あいさつに出席した。
作品に登場する北海道の分校を模した壇上、小学校教師役を演じた吉永は「それぞれが主役をやっているような(共演者の)方たちとアンサンブルがとれるか心配だったんです。でもその心配は外れて、皆が輪になって映画を作ることができた。俳優としてやってきて、こんなの初めてなんです」と感無量の表情を浮かべた。すると夫役の柴田恭兵が「皆、監督よりも吉永さんに褒められたかったんですよ」とひと言。監督より強い“小百合先生”の影響力を教えられ、目を少し潤ませながら照れていた。
配給の東映によると、公開当日午後時点での興行収入は05年の吉永の主演作「北の零年」(興収27億)とほぼ同率で推移。20億円超え確実の大ヒットスタートを記録している。