稲垣吾郎がジャニー社長の代理務める
SMAPの稲垣吾郎(38)が5日、都内で行われたJASRAC賞30回記念特別賞の授章式に出席し、ジャニー喜多川社長(81)から預かった手紙を代読した。
SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」(03年発売、作詞・作曲槇原敬之)がJASRAC賞創設から30年間で、カラオケや楽曲配信など最も利用された曲として分配額1位を獲得したことに対する表彰。同曲をプロモートするジャニーズ出版のジャニー社長に代わり、メンバー代表として授賞式に駆けつけた稲垣は、「ありがとうございます」と賞状を受け取り、受賞を喜んだ。
続けて、「ジャニーさんが出席できないとのことで(預かった)手紙を読ませていただきます」とちょっぴり緊張の面持ちで説明。
「『世界に一つだけの花』は、槙原敬之さんから生まれ、SMAPの5人によって新たな息吹を吹き込まれて、多くの皆さまの心に届き、愛されて、JASRAC賞30年を通じて、分配額1位という実績を残すことができました。これからもSMAPが心をこめ、大切に歌い続けて行きますので、もっともっとこれまで以上に、たくさんの方々の心に届くことを願っております」と手紙を代読した。
この日は、JASRAC賞創設30周年を記念して、過去30年間(1982~2012年度)の集計で、CDやカラオケなどの著作物使用料の分配額が多かった楽曲のランキングを発表。上位3作品の作詞・作曲者、音楽出版者を特別表彰した。2位は五木ひろしと木の実ナナのデュエット曲「居酒屋」(1982年)、3位は都はるみと宮崎雅のデュエット曲「ふたりの大阪」だった。