大友康平が難聴…手術後も聴力戻らず
ロックバンド「ハウンド・ドッグ」の大友康平が7日、自身のブログで片方の耳が突発性難聴になっていることを明らかにした。
同ブログによると、大友が突発性難聴になったのは2011年3月11日の東日本大震災の数ヶ月後。大友は「2010年冬あたりから、J‐STANDARDシリーズ第二弾の構想に取り掛かり、次は“~s”か、それとも“~s”かなどとじっくりミーティングを重ね、テーマを絞り込み、そろそろ選曲かという時、東日本大震災が起きた。そして、すべての作業がストップした」とアルバム制作の経過をつづり、「そして、震災の数ヶ月後、突発性難聴になってしまった」と打ち明けた。
発病後の治療にも触れ「手術はしたけれど、片方の耳の聴力は戻っていない。少し安静期間を取ったけれど、状況は変わらなかった。現実をしっかり受け止め、“それ”と正面から付き合うことにした」としている。
音楽界では「エレファントカシマシ」の宮本浩次、スガシカオが大友同様に突発性難聴を告白したいた。大友は「(難聴になってから)1年以上の月日が経ち、その間、スタッフに支えられながら、ライブも行った。幸い『歌う事』 には、支障がないことが分かった。嬉しかった!」と現在の心境もつづった。
頓挫していた「J‐STANDARD」シリーズの企画も一新し、この日第3弾として「‐BALLADS」をリリース。大友は「ありがとうの気持ちも含めて、まさに一言、感無量です」と喜びを語っていた。