ＡＫＢ４８の姉妹グループで福岡・博多を拠点とするＨＫＴ４８が来年、大手レコード会社「ユニバーサル　ミュージック」からメジャーデビュー（タイトル未定）することが８日、分かった。デビュー日の詳細は未定。同日、ＨＫＴ４８劇場で行われた劇場公演で発表された。

　昨年１１月２６日の初劇場公演から約１年。ＡＫＢグループ最年少となる平均年齢１４・７歳の少女たちに、待ちに待ったサプライズが届けられた。同グループのメジャーデビューは、ＡＫＢ、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８に続き４グループ目となる。

　公演の終盤、スクリーンにメジャーデビュー決定の文字が表示されると、３００人のファンから地鳴りのような歓声が沸き上がった。

　メンバーにメジャーデビューが通達されたのは、公演前のリハーサル終了後だった。ＨＫＴのオリジナル曲は「ＨＫＴ４８」と、ＡＫＢ４８の２９枚目シングル「永遠プレッシャー」（１２月５日発売）に収録される「初恋バタフライ」の２曲のみ。「自分たちしか歌えない曲が欲しい」と熱望していたメンバーは喜びをかみしめ、中心メンバーの兒玉遥（１６）は「やったー！！」と歓喜の声を上げたという。