演歌歌手・小林幸子が２０日、かつての所属事務所の先輩で１９日に死去した宮史郎さん（享年６９）への思いを文書で発表した。

　「突然の訃報に驚きました。以前、史郎さんは事務所の先輩でした。とにかく誰にでも優しく、笑いの絶えない方でした。その当時、大の焼肉好きだった史郎さんに、良く『スタミナをつけるんだぞ！』とごちそうになったのを思い出します」と想い出をつづり、「ステージでは、いつも力一杯歌う史郎さん。レコーディングの時はマイクを持って歌えないので、変わりにタオルを両手で握りしめて歌われていて、その真剣な姿に感動した事をはっきりと今でも覚えています。そのタオルを破ってしまうほど、力一杯歌っている史郎さんの姿をもう見れないかと思うと、とても寂しく思います。ご冥福をお祈り申し上げます」と“宮史郎伝説”を披露し、故人をしのんだ。