写真家で映画監督の蜷川実花氏（４０）が「新藤兼人賞２０１２」の銀賞に選ばれ、７日、都内で授賞式に出席した。１９９６年に設立された、デビュー３作目までの新人監督を対象にした賞。蜷川監督は沢尻エリカ（２６）の主演作「ヘルタースケルター」が評価された。

　蜷川氏は壇上で「これからも絶対映画を作りたいので、勇気を頂き、前へガンガン進むきっかけになりました」と喜びのスピーチ。沢尻からはメールで「実花さん、おめでとうございます。私も深く愛して演じた作品で、とてもうれしく思ってます」という祝福メッセージと、花が届けられた。

　蜷川監督は、同作の公開日となった７月１４日以降、公の場に姿を見せていない沢尻について、「１０月（１８日）の私の誕生日にメールをもらいました。きょうはお花も頂いたし、連絡してみようかな。居場所は私も知らないよ～」と話していた。