東国原氏、元キャンギャル新人の応援に
日本維新の会の比例近畿ブロックから立候補した東国原英夫・前宮崎県知事(55)が8日、藤村修官房長官(63)=民主=への“刺客”として送り込まれた維新・大阪7区候補の新人、上西小百合氏(29)の応援に駆けつけた。神戸女学院大学時代にはキャンペーンガールの経験もある元会社員の上西氏と“美女と野獣”コンビで大阪府吹田市内を練り歩いた。
東国原氏は「投票用紙には維新!ひらがなでもいい。ニシンと書いちゃダメですよ」などとコミカルに呼びかけ、商店街では主婦らに「きゃー、珍しい人が来はったわ」と旧知の間柄のような大阪らしい歓迎を受けていた。
藤村官房長官は7日、、衆院選公示後初めて地元入りした際に、次の大阪入りの日程を聞かれ「北朝鮮のミサイルがいつ上がるか。さっさと月曜日に上げてくれるといい」と発言。物議をかもし、その後、「舌足らずで誤解があれば訂正したい」と述べていた。
この“ミサイル失言”に対し、上西氏は「私は新人なので、自分のことだけをがんばりたい」と語り、東国原氏は「上西さん人気あるね。藤村官房長官に勝ったら大金星だよ」と激励していた。
大阪7区ではほかに、自民・渡嘉敷奈緒美氏、未来・渡辺義彦氏、共産・石川多枝氏が立候補している。