シンガーソングライターの松任谷由実(58)が９日、都内で、宮崎駿監督(71)が手掛けたアニメ作品「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」ブルーレイ発売記念トークイベントに出席し、鈴木敏夫プロデューサー(64)から受けた新作ジブリ作品への楽曲提供オファーを、二つ返事で快諾した。

　数日後に宮崎駿監督の新作発表があると機密事項を“ぽろぽろ”とこぼした鈴木プロデューサー。２０１１年公開の映画「コクリコ坂から」以来のジブリ作品のイメージが、ユーミンの楽曲「ひこうき雲」（73年）と重なると説明。今年デビュー40周年を迎えたユーミンは突然の打診にも、「すごいお話をいただいて本当にうれしい。このために40年やっていたのかな」と手放しで喜んだ。

　ユーミンの大ファンという宮崎駿監督も鈴木プロデューサーからの打診に「（作品のイメージと）ピッタリだ」と語っていたという。実現すれば、89年公開「魔女の宅急便」の挿入歌として提供した「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」以来のコラボとなる。