「平清盛」視聴率が過去最低を更新
NHK大河ドラマ「平清盛」全50回の平均視聴率が関東地区で12・0%、関西地区で11・6%といずれも過去最低だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。従来の“ワースト記録”は1994年度(4‐12月)の「花の乱」で14・1%、1‐12月放映作品では68年度の「竜馬がゆく」で14・5%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。
最終回の視聴率では関東地区9・5%、関西地区8・5%と一けたに低迷。NHKは「大河ドラマではほとんど取り上げられたことのない時代を扱い、映像化に費やした努力はこれからのドラマ制作にとって大きな財産になると思います」と映像的な評価を踏まえつつも、「厳しいご意見もありました。真摯(し)に受け止めて、より多くの方々に楽しんでいただける番組をめざしていきます」としている。