療養中の團十郎 3月の主演舞台中止

 肺炎の兆候で療養中の歌舞伎俳優・市川團十郎(66)が主演を予定していた舞台公演「オセロー」(3月1‐24日、東京・ル テアトル銀座)の休演が9日、発表された。松竹・演劇興行部によると、團十郎は医師に相談の結果、「3月公演の出演を見送る」という判断に至ったという。

 同期間中は、長男の市川海老蔵(35)を中心とした「ル・テアトル銀座 三月花形歌舞伎」(3月3日‐24日)に変更して上演される。

 團十郎は「オセロー役は私にとりまして念願の役であり、初の翻訳劇出演ということで楽しみにしておりましたので、本当に残念です。今後は4月に開場する歌舞伎座の出演に向けて、治療に専念いたす所存でございます」とコメントした。海老蔵は「父・團十郎が治療のため『オセロー』を休演することになりました。1日も早い回復を願ってやみません」とし、同会場で父の“代役”を務める『三月花形歌舞伎』に向けて「この舞台を精一杯勤める所存でございます」と誓った。

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